18日、令和2年度の卒業式を行いました。３年生の姿は大変立派で、呼名の返事や式中の立ち居振る舞いも素晴らしかったです。卒業合唱も感染症ガイドラインに沿って間隔を空け、マスクをしながらでしたが、実施することができました。在校生の送辞、卒業生の答辞も心のこもったものでした。今年度の卒業生らしい、温かな、感動がたくさんの素晴らしい式になりました。
卒業生の今後の益々の活躍を心から祈っています。
　　　　　　　　

3年生が卒業記念として木彫の校歌額を制作しました。生徒が一人1文字ずつ担当し、10㎝四方の板に丁寧に字を彫りました。
先日完成し、体育館に設置しました。またひとつ、竜洋中学校の誇りとなるものができました。
　

本校では、世界の難民の方に古着を送ろうという、ユニクロの「服のチカラプロジェクト」に参加し、実行委員会を立ち上げて活動してきました。今年度は、生徒や職員、学校外の団体様の協力もあり、２６７８着が集まりれました。先日、ユニクロから、活動へのお礼としてマスクをいただきました。実行委員会で話し合い、協力していただいた学校外の団体様へマスクを寄贈しようということになりました。ESDの精神やSDGsの考えのもと、「気づき・考え・行動する」竜中生の姿があらわれています。

3年生を送る会の第2部として、「みんなで語ろう！サークルトーク」を行いました。
今年度は感染症対策もあり、活動が縮小したり、中止になったりし、3年生にとっては最上級生として十分な活動ができなかったところもあります。「3年生の想いを、下級生に伝える場を」という思いから、１，２，３年生が1人ずつ、3人のグループを作り、時間を区切って話す相手を変えながら語り合う会を行いました。3年生からは、3年間の中学校生活で得たことや下級生に伝えたいことを話し、下級生からは3年生に聞きたいことを質問しました。3年生は優しい表情と想いのこもった言葉で下級生に語り、下級生は真剣に、尊敬のまなざしで話を聞いていました。卒業を間近に控えた3年生から下級生へ、自らの経験や想い、竜洋中学校の誇りや伝統がしっかりと語り継がれたと思います。和やかでしっとりとした、とても素敵な時間となりました。